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2016-12-13(Tue)

12月議会 一般質問を終えた反省

12月議会の一般質問は、
大規模事業の質問2点でしたので、
事前に入念な準備を重ね、いつも以上の気迫で臨みましたが
またしても肩すかしの答弁が多く、
次回への持ち越し、反省が多く残ってしまいました。

時間切れで持ち出せなかったこともたくさんあり、
そのために執行部の発言を何度か遮ってしまいました。
(答弁が助長だったり、同じ回答の繰り返し、直接的な答えでないことで時間を使われるのが嫌で)
これに対しては、議会後に議運委員長から注意されてしまいました。
議長の許しを得てから発言しろ、ということでした。


私の思いはただ一つ。
市民のために「真剣に」あらゆる手を尽くして取り組んで欲しい!


1)給食における地産地消
9月議会で判明した給食における館山産比率(18.6%、米を除くと4.5%)が
あまりにも低く
私も、傍聴して下さった市民にも、衝撃的でした。

何とか打開する方法はないかと
9月議会で先進事例などを紹介したので、
その後、どのようなことに取り組んだのかと質問したのです。

市長は以前、
地産地消に「本気度はしっかりあります」と応えていましたし、
他議員への答弁で
「食は人を良くすると書く。食のまちづくりを進めるという信念に変わりはない」
という発言もあったので、
学校給食の現状を憂いて何か動きがあるに違いない、
と思っていました。

ところが・・・。
市長はじめ執行部との温度差は、あまりにも大きすぎました。

 教育長答弁の冒頭、
 具体的な取組みについて答える前に、
 国の食育計画を持ち出し、
 「県内産のものは目標値以上に使っている」と説明しました。
 (だから十分にやっている。これ以上しなくても良いだろう、
 というつもりでわざわざ説明したのでしょうか?)

 他市の先進事例についても、
 あら探しをするだけで、その熱い姿勢に学ぼうという意気込みは
 感じられませんでした。
 (本当は他もそんなにうまくいっていない。
 難しいことだから館山市ができなくても当然だ、ということでしょうか?)

 11月の「千産千消デー」で千葉県産、館山産を使うメニューを出した、
 という回答もありましたが、
 これは毎年やっていることで新たな取組みではありません。
 JAとの情報交換をした、という答えもありましたが、
 これも先方から話をしに来たことを「実績」として披露していたようです。

結局、新しい取り組みについて、具体的な話はありませんでした。

2)給食センターについても、
 23億円という巨額な金額について、
 納得できる回答を引き出すことはできませんでした。
 (いすみ市との10億円の違いについて)
 面積の違い、との説明がありましたが、2倍も面積があるわけではないでしょう。
 また基本設計だから余裕をみた数値だ、ということでしたが、
 では最終的に半分にで圧縮される、ということがあるのでしょうか?

館山市では揃えない炊飯設備について、
 (館山市は炊飯設備を備える方が高くつくと言って炊いたご飯の購入にこだわっています)
新規に採用する災害時の設備について、
 (費用対コストからみて適切な内容の設備なのか?)
まだまだ確認したいことがたくさんあります。
1割でもカットできれば、2億円の税金が節約できるのです。

この件については、議会の後、
建設経済委員会の話し合いで、
所管事務調査として詳細な調査をすることが決定しました。

3)安房広域ごみ処理施設計画の問題については、
 9月議会では3市1町の枠組みから外れることは考えていない
 (スケールメリットがあるから)
 という答えに終始していたのに、
 その後、一転して市長からの一方的な広域離脱宣言に関しては
 財政難の一点張り。
 納得のいく回答は得られていません。

館山市はもちろん、安房地域の将来に大きな影響を及ぼす事案なので、
あらゆる選択肢を並べ、そこから一番ベストな答えを出していく、
という過程が市民に対する誠意と思うのですが、
もう結論ありきで、頑な一方的な説明に終始しています。

現在の館山市の清掃センターは、
17億円で作られたそうですが
(後にダイオキシン対策のバグフィルター14億円追加)
この施設の延命化で32億円というが、それは妥当なのか?
それだけのお金をかけるなら
延命化でなく建て直しはなぜ検討しないのか?
(建て直しの試算すらしていません)
出野尾に広域の施設を作る、という案はどうなのか?
(時間短縮、コスト短縮が可能)

繰り返しますが、
できる限りの手を尽くして、市民も納得できる答えを出していくべきと
思っています。

市長の一方的な宣言で広域の取り組みから抜けることはできません。
館山市議会や、他市町の合意も必要です。
館山市議会としては、
12月議会の最終日の後、
全員協議会の場で意見をまとめることになりました。
難しい問題ですが、手抜きをせずに取り組んでいきます!

今回の質問では「交渉力」がキーワードになると考えました。
この点、私自身も執行部との交渉ですので、
議場で熱くなり過ぎず、
もっと冷静に議論するという姿勢が必要でした。
1時間の時間配分も、まだまだ上手くいきません。

今回の質問の冒頭の発言のみ、
以下に掲載しておきます。
その後の具体的なやり取りは、録画でご確認下さい。

(30日間は、録画も観られるようになりはした。
 事務局が経費削減の中、無料Ustreamを使ったシステムを作ってくれたので
 広告なども入りますがご容赦願います。)

【行政一般質問 冒頭】

こんにちは。今日7回目の質問では、「交渉力」をキーワードに進めて参ります。

人口が増加していた時代は、お役所の仕事も、増える税金をどのように分配するか、ということで、事務処理能力に長けていることが優れた資質だったのかもしれません。

一方、人口が減少し、税収も減少する中では、その使い道にこれまで以上に知恵を絞る必要があります。また、館山市の財政が非常に厳しい、ということが市長のレターで示されていましたが、そういう時こそ、特に大規模工事についてしっかり中身を検証することが大切です。

例えば10億円の事業であればその1割でも削減できれば1億円もの税金が節約できます。私が民間企業にいた経験上、発注側の知識が乏しければ足元をみられて高いものを買わされることはよくあることです。

ですから、業者の言いなりにならずしっかり交渉するためには、何よりもまず質の良い情報をたくさん手の内にそろえることが必要です。また相手がいることなので、発言内容やタイミングにも細心の注意が必要で、自分の都合ばかり押し付けては良い結果は望めるはずがありません。

今回、ゴミ処理事業と給食センターを取り上げたのは、このような背景があることを肝に銘じて頂きたい。質問に先立ち、参考になるところの視察にも出かけましたので、そうした内容もご紹介しながら議論したいと思います。


では、通告に従いまして質問させていただきます。

大きな1点目は、「安房広域ごみ処理施設計画について」です。
多くの議員が質問していますが、最初の質問は通告通りとし、再質問で詳細な数値に関して議論したいと思います。



小さな1点目。9月議会の補正予算質疑で私が質問した時には、
「ごみ処理施設を3市1町で集約する方が効率的な施設建設及びより低コストな管理運営が可能となることから、3市1町の枠組みから外れることは考えていません」との答弁でしたが、そのすぐ後に、広域から抜けて館山市単独でやる、という方針が発表されましたのでとても驚きました。
3市1町で建設する方が低コストという考えは誤りだったのでしょうか?数値で比較説明して下さい。

小さな2点目。館山市単独でごみ処理事業を進めるという方針転換について、長期的な展望はどうなっているのでしょうか。広域か単独か、どちらが良いのか決断を迫られていますが、延命化のための大規模改修工事の数値だけでなく、その後の建て替え計画の数値まで考えないと片手落ち、本当に市民のためになる判断ができないからです。


次に大きな2点目として、「新学校給食センターと地産地消について」お伺いします。

小さな1点目。館山市の新給食センター事業費は23億円と示されています。視察に行ったいすみ市の学校給食センターは、約13億円とのことでした。同じ設計会社が担当し規模もそれほど違わないのに約10億円もの開きがあるのはなぜでしょうか。その主な要因について教えて下さい。

小さな2点目。9月議会で学校給食における地産地消について質問しましたが、その数値は衝撃的でした。その時の議論を受けて、この3か月間、具体的にどのようなことに取り組まれたでしょうか。

質問は以上です。
ご答弁の後に再質問させていただきます。




【ご参考】
館山市議会
館山市議会議員会派別HP


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2016-11-09(Wed)

奥の深い議員の仕事

房日新聞に、
女性向な市議の仕事という投稿をしてから、
ご批判や応援のメッセージをたくさんいただき、お騒がせしました。

「拘束時間が短い」ことは、
仕事が楽だという意味では全くなかったのですが、
そしてむしろ、
自由時間が多い方が努力次第で成果にも大きく差が出るので
自分を厳しく律することが求められていると思っています。

ともあれ、私の言葉足らずだったことは間違いないことですので
他の議員さんにもご迷惑をおかけしたこともあり、
一度だけ、弁明の文章を投稿し、
本日、読者コーナーへ掲載していただきました。

この間に、ご批判もいただいたのでそのいくつかもご紹介しておきます。
市議の仕事を読んで
議員の責務理解不足

本日の投稿の全文は、以下の通りです。(長いです)

 先日投稿した「女性向きな市議の仕事」について、
私の言葉足らずのために
議員全体への誤解も生じかねない混乱を招きましたことを
まずお詫び致します。
 NHK「トト姉ちゃん」の主題でもありましたが、
育児や家事を主に担う働く女性にとっては
時間をどうマネージ(やり繰り)するかが
大きな課題です。
前回は、意欲のある女性に挑戦して欲しいという思いから
拘束時間が短いという点を強調したのですが、
立場上、常に高い意識が求められるのは言うまでもありません。
議員の理解を深めて頂くために、
今日は舞台裏の一端をご紹介しましょう。

 例えば「ふるさと納税」。
歳入増と産業活性化に非常に有効だと思い、
セミナー参加、専門家との会合など
足繫く情報収集しました。
市内の経済団体トップの方々にも説明にまわり、
3団体から市へ要望を上げようという動きに繋がりました。
市担当者とも数値を交えて入念に議論した上で
議会で何度も取り上げました。
その結果、返礼品の公募制度も導入していただき、
寄付金額・件数ともに増加しています。
他にも、地域公共交通や学校給食等
大きなテーマを並行していくつも抱えています。
 「成果」を上げるためには執行部を動かさなければならず、
非常に高度な交渉力が必要です。
更に情報収集力、調査・分析力など
商社で培ってきた力を総動員して、
どうすれば“やらない言い訳”を崩して
市民のための新しい動きに踏み出してもらえるか、
毎回、真剣勝負です。
少しずつですが手応えも感じられ、
「最近、職員がこんな風に頑張っていますよ」
などと部長さんから言って頂けるようになりました。
議会が終わると欠かさず報告書を作成して
市民への情報発信に努めています。

 このように奥が深くやりがいのある仕事ですが、
一人でできることは限られています。
館山市議会では議員同士も切磋琢磨していますが、
議員や市職員だけでなく市民の力も必要です。
 市政に関心を持って熱心に傍聴される市民が増えていることも、
民度の高さの表れであり
館山市の誇りと思っています。
また、日常の地域活動含めやりたいことは際限ありませんが、
体は一つなので、私にしかできないこと、
主に新しい動きを作ることに重点を置いて、
軌道に乗れば他の人に任せるなど
役割分担も意識しています。

批評より前向きな提案と実践。
攻撃より認め合う心。
愚痴より行動。


自分にできることを考え行動する人が増えることが
まちを良くする秘訣と信じて、
その牽引力となれる議員を目指しています。





【ご参考】
館山市議会
館山市議会議員会派別HP


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2015-07-02(Thu)

この国のゆくえ ~失敗の原因~

昨日、白幡興業さんが主催する
「第2回 元気な明日を語る会」に参加しました。

もと東京都知事の猪瀬直樹氏の講演で、
タイトルは『この国のゆくえ 失敗の原因』。

内容は、大きく2点
①2020年東京オリンピック招致活動の経緯(日本の強みと弱みがわかる)
②気仙沼の公民館に取り残された446人全員の救出劇


前半について、
東京オリンピック招致の舞台裏の説明で、
日本を元気にする処方箋を示していただいたようです。

当初は、全く勝ち目のない状況、
かつ、その最中で奥様の急死という非常に厳しい状態の中で
大逆転の勝利を勝ち取ったこと。

数年前、自信喪失に陥っていた日本人が、
「2020年東京オリンピック・パラリンピック」という
将来の目標を得ることができたことにより、
確実に元気を取り戻したことは、
私たち皆が実感しているところではないでしょうか。

各国の売りを問われる招致合戦で、
自分の姿を見つめ、
持っているものを束ねてプレゼンした。

日本の売り=ホスピタリティ溢れる国民性。
治安が良くて、電車が正確に運行され、人々も親切。
こんな国は他にはありません。

また「チーム日本の勝利」ということも強調されました。
情報を共有することで、皆が一つになっていきました。

後半の気仙沼のSNSを使った救出劇の結論にも共通していますが、
一人一人が持ち場で力を発揮することで
思いがけないことができる、ということを
自ら実践して証明してくれたのだと思います。

何だか、私が館山でやりたいこと、
「皆で力を合わせて館山を盛り上げたい」
という思いとも重なって、
私自身も大いに力を頂きました!








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2015-06-16(Tue)

傍聴席、満員御礼♪

今日、市議会議員になって初めての行政一般質問で
議場の質問席に立ちました。

多くの市民が政治に関心を持つことが館山市を良くする第一歩
と、呼びかけたおかげで、
地元だけでなくたくさんの方が議場に駆けつけてくださり、
約70の傍聴席がほぼ満席となりました

おかげで、物凄い緊張感!

20150615議場前にて
(議場に入る前に撮影してもらった顔)

・・・肝心の内容ですが。

欲張って盛りだくさんのテーマを取り上げてしまったので、
時間が足りなくて
一つ一つのことを深く追求することができなかったのが
反省点です。
次に活かしていきたいと思います。

早速、何人か、具体的な感想を伝えてくださいました。
私が追求しきれなかった点へのコメントもありました。
一方で、色々な方に現状の一端を知って頂けたことは
収穫の一つかな、と思います。

次回以降も継続して、皆さんと顔を合わせられれば、
と願っています。
傍聴が多いほど、
議員にも、執行部にも、緊張感が生まれて
議会運営にも良い影響を及ぼすと思います。

最後に、
初めの挨拶の部分だけ
原稿を貼り付けておきます。
(お褒めの言葉も頂きましたので)

おはようございます。室厚美です。
初めての行政一般質問になりますので、
慣れない点もございますが、宜しくお願い致します。

先般の市議会議員選挙では、
沢山の市民の方々から貴重な一票を賜りました。
皆さんから「新しい風を期待しているよ」と言われ、
閉塞感を感じている方が多いと実感しています。
ご期待に添えるよう、しっかりと責務を果たしていきたいと思っております。

今日も、沢山の市民の方が傍聴に来て下さいました。
多くの方に市政に関心を持っていただくことが
館山市を良くする第一歩と思い、
皆さんに傍聴を呼びかけました。
貴重なお時間を戴いていますので、
傍聴して下さる皆さんが聞いていて有意義な内容にしていきたいです。
私自身も、枝葉末節に拘るのではなく、
質問のための質問に陥らず、
出来る限り大局的な見地からの質問を行い、
要望ばかりでなく前向きな提案も盛り込めるようにしていきたい。
執行部の皆さんも、この場の議論で納得できる内容であれば、
今までやってきたことにこだわらずに、
柔軟な態度でご答弁いただけます様に、お願い致します。

初の一般質問として取り上げた3点は、
いずれも、私が選挙公報で掲げたテーマです。
今回は、基本的な問題について現状を確認するスタンスで考えました。



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2011-08-17(Wed)

ブログしばらくお休みします。

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むろあつみ

Author:むろあつみ
館山、西岬が大好き!
田舎を守る難しさを
たくさんの人に
知ってもらいたい
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