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2017-12-18(Mon)

議員は何(誰)のために働くのか

先日、ラグビー元日本代表キャプテン
廣瀬俊朗さんの講演を聞いてきました。

素晴らしい内容と素敵な人柄に
ワクワク、ドキドキ、しましたが、
その詳細は別の機会に譲るとして。

彼の著書『なんのために勝つのか。』
の最終章に、
「なぜ、僕たちは勝たなくてはならないのか」
の答えとして、
「それは大義を実現するためである。」
と記しています。
これを個人にあてはめると、
「なんのために生きるのか」
「なんのために働くのか」
という問いかけにあたります。

前置きが長くなりましたが、
これが今回のブログタイトルに
繋がっているからです。

「議員は何(誰)のために働くのか」

これを間違えてしまうと
大義もなくなってしまいます。

明日は12月議会最終日。
いつも議会傍聴を呼び掛けているのですが、
明日は傍聴しても、
事情がよく分からない事態になりそうなので、
事前に少し解説しておきます。

問題は、
観光協会と西岬区長会から提出された
公共交通に関する請願についてです。

請願はまず、総務委員会で審議され、
委員3対2(委員長を除く)で
「継続審査」
という結果になりました。

請願の手引きによると、
継続審査は、
「会期中に容易に結論が出ず,
なお,内容の調査,検討を行うため,
閉会中も継続して審査を必要とするもの 」
とありますが、
今回の問題についてなぜ結論がでないのか、
何を継続して審査するのか、
という議論は全くなかったのです。

私もこの委員会を傍聴していたのですが、

請願に対する賛成討論は、2名の委員が行い、
内容もよく分かるものでした。

一方「継続審査」を選択した3人のうち1人だけが
その理由を述べる討論をしたのですが、
”もうちょっとよく練る必要がある”
(⇒請願の何を練るのか?の説明はない)
”執行部の出方を見て”
(⇒議会は執行部の追認機関か?!)
など、
「継続」にする理由は全く意味不明でした。
継続して何を調査するのかも明らかにされていません。

そもそも公共交通の問題は、
多くの議員がこれまで何度も議会で取り上げるなど、
その重要性については
すでに十分に認識されていると思っていましたが。

議会最終日に
この総務委員会の結果が報告され、
委員長への質疑と賛成・反対の討論が行われた後、
採決
という流れになるはずで、
その中で私も他の議員も
意見を述べようと思っていたのですが、

議会規則を調べてもらったところ、
委員会で「継続審査」となった場合には、
質疑や討論はできず、
いきなり「継続審査」に対して採決する。
そして、もしこれが否決されれば「廃案」となる。
というのです。

これでは、本会議を傍聴してもらっても、
市民になぜ継続審査になったかの説明もなく、
今議会で請願を「採択」する、という道も
もう残されていないということです。

何の議論もできず、
「継続審査」か「廃案」しか選べない。
どうしても納得できない流れなのですが、
全国的な決まりだそうなので、どうにもできません。

そもそも会議規則では、
市民の声を反映する「請願」に対して、
委員会でこんなに安易に「継続審査」が選択されることは
想定していないのではないでしょうか。

市民にきちんと説明できないようなことをしていては、
議会が市民から信頼を得ることができません。

市民の皆さんには、
毎回の議会をできるだけ傍聴して、
現状を知って頂きたいです。
(「伝聞」や報告書ではなく、ご自身の目と耳で。)


最後に再度、廣瀬さんの著書より。

「勝つチームには大義がある。」
全ての組織に共通していることではないだろうか。

H291227廣瀬さん



【ご参考】
館山市議会
館山市議会議員会派別HP


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