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2020-12-12(Sat)

食のまちづくり拠点施設整備について

先日、房日新聞でも大きく報道された
食のまち作り拠点施設整備について、
先日の総務委員会で、補正予算として
債務負担行為としてあがりましたので、
その質疑と討論を行いました。

食まち 房日記事1120

質疑の答弁については、
必ずしも納得のいくものではありませんでしたが
拠点施設整備事業 5億6千万円
指定管理委託料 4億円(20年間)
の債務負担行為について、賛成討論をしました。

取り急ぎ、討論全文を公開しておきます。

議案第93号 令和2年度館山市一般会計補正予算(第9号)について、賛成の立場で討論します。
今回、考え抜いた末、賛成しますが、この議案の中の債務負担行為として上がっている『食のまちづくり拠点整備事業』に関して、指摘しておきたいことがあります。

「食のまちづくり」の考え方や目的、特に地域の豊富な農水産資源を観光や商工業で活かして,農水産業の6次産業化,農商工連携,地産地消,交流人口の拡大などを推進すること,そして地域の産業全体を活性化すること、雇用の場や定住人口の増加まで目指す、という点には賛同しており、そのための拠点整備事業について検討を進めることには異論ありません。

ただ、初期投資、維持費、あわせて10億円規模の投資をすることになるのですが、その検討の方法には大きな問題があると思っていて、今後はこうしたやり方を見直して欲しいです。
ここに至る経緯につき、全員協議会で説明を受けましたが、そもそもは稲の土地を公設卸売市場用地として取得し、その構想が中止となり、跡地利用をどうするか検討する、ということから始まったとのことでした。そこを農産物の加工・流通拠点に、ということであれば、(公設卸売場市場)跡地利用として違和感はありませんが、さらに観光客を呼ぶ「道の駅」を作ろう、ということまで話が広がってきた場合には、それがこの場所で良いのか、もっと最適な候補地が他にもあるのではないか、そういう検討をすべきではないでしょうか。商業施設にとって、立地は圧倒的に重要な視点です。場所ありきでは上手くいかない、と私は以前から指摘してきました。

「道の駅」を作る、という話になった時点で、館山市、全体を見渡した観光の視点を持って、考え得る候補地をあげてそれぞれの長所短所を洗い出して比較検討した上で最適な場所を決める、という手順は必須と思います。
観光資源として館山市の最大の魅力は海。だからこそ、高速道路の出口から海辺に人の流れを作ろう、という構想が今、建設中の「船形バイオパス」の大きな目的の一つと聞いています。ところが、その先に観光客を呼び込めるものがあるのでしょうか。船形ふれあい市場をきちんと整備して、今回の「食のまちづくり拠点」候補として考えるのが妥当ではないか、という意見を市民からも頂いています。道路は海へ誘導し、集客施設は別のところに作る、というのは一貫性がないようにみえます。

まちづくりは、全ての部署が意見を出し合える場が必要で、縦割りを脱却する、そんな組織運営を心がけて下さい。

特に、施設を作った後の維持費は、現時点で4億円の指定管理料が見込まれていますが、これは市民の税金を使うものです。今、色々な分野でお金が必要とされる中で、こうした費用をかけてまで「道の駅」の指定を受ける必要があるのか、そういう点も十分に吟味して頂きたいです。

 今、事業計画など事業の良し悪しを判断できる十分な材料がまだ揃っていない段階ですし、検討の仕方には色々問題があるとは思いますが、検討を前に進めるために必要な債務負担行為の設定する、という意味で、今回は賛成といたします。今後、具体的な事業計画が出てきた段階で、またきちんと事業性の判断等をすべきと考えています。これから行われる公募で、市民の貴重な税金を投入するに値する提案がないと判断される場合には、また一からプランを練り直す、という決断もあり得ると考えます。

以上、賛成討論を終わります。




*総務委員会の様子は、間もなく⇩より音声で聞くことができます。
https://www.city.tateyama.chiba.jp/gikai/page100231.html
(議事録検索ができるようになれば、文書でみられるようになります)




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コメント

No title

もう観光の時代ではないんじゃないかなあ。食の拠点は誰のため?市民のため?観光客がそんなに来ると思いますか?道の駅もこれからは時代に遅れていくもの。食は民間に任せて、災害対策で安心して住める環境づくりの方が令和の時代に合ってるような気がします。鯨とイノシシで動物性たんぱくを取れることを考えましょう。道の駅は渚の駅の拡充で十分です。館山は高速の交通網と都会に近い住宅地を目指しましょう。来年就学児は約250人、若い人口を増やすには今が絶好の機会なんですが。。。気が付かないのでしょうかねえ?広報費が要らないなんて、こんな機会はもうありませんね。

Re: No title

Sionecafeさんのご意見、ごもっともと思います。
観光は、市内経済にプラスとなり、雇用や税収が増えてはじめて力を入れる意味があると思うのですが、今回の道の駅構想では経済的なメリットがあまり見込めません。
自治体として今後、あれもこれもできる体力がないので、優先順位をつけることが本当に大切なのですが、全体をみてどこに力を入れるか、というような議論がなかなかなされないのですべて中途半端になってしまっていることが懸念されます。

> もう観光の時代ではないんじゃないかなあ。食の拠点は誰のため?市民のため?観光客がそんなに来ると思いますか?道の駅もこれからは時代に遅れていくもの。食は民間に任せて、災害対策で安心して住める環境づくりの方が令和の時代に合ってるような気がします。鯨とイノシシで動物性たんぱくを取れることを考えましょう。道の駅は渚の駅の拡充で十分です。館山は高速の交通網と都会に近い住宅地を目指しましょう。来年就学児は約250人、若い人口を増やすには今が絶好の機会なんですが。。。気が付かないのでしょうかねえ?広報費が要らないなんて、こんな機会はもうありませんね。
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むろあつみ

Author:むろあつみ
2010年に館山市に移住。
2017年館山市長選挙に挑戦。
現在、館山市議会議員2期目。
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