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2020-12-15(Tue)

委員会での質疑全文公開! 食のまちづくり拠点施設整備について

12月10日に行われた総務委員会で、
食のまちづくり拠点施設整備に関する私の討論
先日のブログに掲載しましたが、
その前に行った質疑の内容をテープ起こししました。
(多少、文言修正してあります)

*音声でもお聞き頂けます。
https://www.city.tateyama.chiba.jp/files/300357053.mp3
(34分過ぎから)


<室質問>
食のまちづくり拠点施設整備に関し、初期費用と維持管理費、設計費等も全てあわせていくらになりますか?

<市・答弁>
全てあわせると10億3,800万円になります。


<室質問>
そのうち5億6千万円は前澤基金と聞いていますが、それ以外は一般財源でしょうか?

<市・答弁>
先ず一般財源で対応するのは、維持管理運営費用になります。実施方針にも示していますが、債務負担行為の設定ということで今回、議案の方にも出しておりますが、年間2000万円を上限としております。これを20年間の契約でみております。残りについては、前澤友作応援基金からの支出になります。

<室質問>
この食のまちづくりに関して、平成28年の予算委員会での市長の答弁からいくつか確認させて頂きたいのですが、先ずは「ハードを作ればよいというのではなく、ソフトのところをしっかりしなければ事業は将来性がない。どうやって特徴を出していくかが勝負になる」というお話をされていたのですが、今回、どのような特徴を出せるのでしょうか。

<市・答弁>
どのような特徴か、というよりも、どういう風に特徴を出せる事業として進めていくか、と考えました。館山には豊富な食材の他、貴重な人材等様々なものがあります。こういうポテンシャルを活かしていくには、民間のアイディアを活かしていけば特徴を出していけるのではないかという風に期待をして、今回このような形で事業を組み立てさせて頂きました。


<室質問>
それでは、現時点では特徴というのはまだ分かっていない、ということでしょうか。具体的なアイディアは市では出てこなかったので、民間に任せようということでしょうか。

<市・答弁>
実施方針に事業コンセプトが書いてあります。「ライブファクトリー」ということで、館山市の特色を生かした形で民間事業者の特徴を引き出していきたいと市の方で考えております。ですので、どのような特徴かというのは民間事業者からの提案に基づくものになります。


<室質問>
現時点では分からないですが、今後具体的に予算かしていく時にその特徴をはっきりお答え頂けるのではないかと思っております。
それからもう一つ(平成28年の委員会での市長答弁で)「作ることよりも維持することが大事だ。ずっと維持する見通しがなければなかなか踏み切れない。その情報集めをしている。特徴はどうしたら良いのか、色々なことを踏まえて検討している」という答弁もございました。これに対して、維持する見通しはどう見極めていらっしゃるでしょうか。

<市・答弁>
先ず、民間事業者の方でこの事業に参加していく中で、事業性があるかということだと思いますが、内部でこの事業を検討するにあたり、想定したシミュレーションで試算をしております。その中で、民間事業者としては十分に事業性があり、事業としては維持できる見通しが立つとみております。


<室質問>
具体的にどのような見通しなのでしょうか。というのも、今回、10億円規模の事業ということですが、それに対してどのような利益が市民にでて来るのか、数字で表せる部分はあるのでしょうか。

<市・答弁>
内部での事業検討におきまして、想定モデルをベースにして、売上予測などを行いました。地域産業など経済的な波及効果についてシミュレーションを行っております。その中でも費用対効果は十分あるという風にみております。

<室質問>
十分あるということだと全く判断できる根拠が分からないのですが、現時点では債務負担行為ということで、この枠で検討を始めますということで、今後、事業者から具体的な計画が出てきた時に、議会でも検討できる数字を出して頂く、ということでよろしいでしょうか。

<市・答弁>
今のご質問ですと、例えば民間事業者からどのような事業計画がでて来るのか、例えば売上ですとか地域に及ぼす効果ですとか、そういったことを議会の方に示せるか、というご質問だと思うのですが、そういったことにつきましては、民間事業者からもちろん事業計画として提案を出してもらいます。ですが、それを公表するかについては、民間事業者の権利に侵害を及ぼす可能性があります。というのも、そのアイディアですとかノウハウの流出につながる可能性がございますので、その辺につきましては事業者と協議してお示しをするということになろうかと思います。この件につきましては、先日公表した実施方針の中でもそのように示してございます。


<室質問>
それでは、この10億円という投資が妥当かどうかはどうやって判断したらよいのでしょうか。
予定表をみると、3月の議会の当初予算で議案として出る、というお話もあったかと思うのですが、その時点では公募で事業者もまだ決定していないと思うのですが、その時点では、議会として判断できる材料は、今と同じ内容で、ということでしょうか。

<市・答弁>
費用対効果についての判断、というご質問でございますが、判断の仕方としましては、拠点整備を作る費用としては先ほど申し上げたような費用がかかるということになるんですけれども、その中でどういったものがその拠点で販売されてどういった売り上げに繋がっていくか、その売り上げが地域の経済にどういう風に波及していくのか、といったところが観点になろうかと思います。ただ、そうした経済的なものだけではなくて、食生活を豊かにしたり、健康増進、やりがいの創出、こういった地域福祉の向上ですとか、雇用の場、定住人口の増加とか、そういった経済効果以外にも地域に及ぼす波及効果があるとみております。


<室質問>
数字に表れない効果はもちろんプラスとしてあって良いと思うのですけれども、例えば雇用が増えるとかいうことも経済にプラス材料だということもありますし、少なくとも、ある程度の数値的な根拠がないと、なかなか判断が難しいかと思うのですが、3月の予算審議の時にはどういった形でそういう数値が出てくるのでしょうか。

<市・答弁>
経済についての波及効果につきましては、先ほど申し上げたように我々内部では検討してシミュレーションを行っております。ただその数字につきましては公表できるに値しないものと考えております。ですので、3月の当初予算の段階でどのような形でお示しできるかについてはまだ未定でございます。


<室質問>
少なくとも、議会で判断しなければいけないので、市民の皆さんに納得してもらえるような判断材料は出して頂きたいと思っています。
特徴について、ですけれども、館山といえばやはり海だと思うのですが、漁業者の意見と言いますか、ここで道の駅なり拠点施設を作るということに対して、農産物のことが結構クローズアップされていますが、漁業者の意見はどのようなものでしょうか。

<市・答弁>
「館山食のまちづくり協議会」には漁業者も参画しております。その中で漁業者からの意見も聞いております。


<室質問>
どのようなご意見でしょうか。

<市・答弁>
たてやま食のまちづくり計画、これが拠点施設を作るための基本となる構想でございますが、この計画を策定する中で、漁業者からの様々な意見も聞いています。もちろん漁業者だけでなく農業者、地域の関連団体、そういったところからご意見は伺っております。


<室質問>
農業者の声は聞こえてくるのですが、漁業者の声があまりわからないので具体的にどのようなご意見でしょうか。

<市・答弁>
たてやま食のまちづくり計画の中で、一つまとまった皆さんのご意見として農業者、漁業者、あと地域の関係団体としての声をまとめたものがたてやま食のまちづくり計画という風にご理解頂きたいと思います。


<室質問>
具体的な漁業者のご意見をこちらでは聞かせて頂けないということですね。なぜこだわっているかというと、この場所について、漁業者がどう思っているのかなぁということをお聞きしたかったのですけれども。この食のまちづくり拠点施設整備は、もともと今の土地をどう活用するか、ということから検討が始まったということだったのですが、例えば道の駅の機能を付ける、ということになった場合、他にも候補地がないか、そういった検討はされたのでしょうか。

<市・答弁>
11月18日の全員協議会の中でも、用地の活用の経緯などについては説明をさせて頂きました。この事業につきましては、旧公設市場用地の活用が前提としたものですので、他に候補地の検討はしておりません。


<室質問>
道の駅機能をつけるというのは、途中から出てきたお話だと思うのですが、前から何度も言っていますが、集客ということを考える時は、場所の検討は欠かせないものではないかと思っています。先ほど、毎年2000万円の指定管理料がかかる、それは公的な駐車場やトイレの維持管理と言うお話があったと思うのですが、道の駅の機能をつけなくてはいけない、という理由はございますか。道の駅ではなく、単なる商業施設ということであれば、そこまで維持管理にも指定管理料がかからないのではないかと思うのですが、そういう検討はされましたでしょか。

<市・答弁>
先ず、道の駅の施設を追加することで大きな負担になったかというと、我々としては先ず小売り拠点施設を作る中で必要となるのがトイレとか休憩所であります。こういったことは道の駅としても同様の要件でございますので、イニシャルとして大きな負担になることとは考えておりません。


<室質問>
でも、指定管理料、毎年2000万円かかるということですけれども、これは道の駅、ということにしなくても同じくらいかかるということでしょうか。

<市・答弁>
そこの金額については試算はしておりません。


<室質問>
渚の駅の拠点施設というのもございますが、こちらの商業棟につきましては、市が作って民間に貸し出す、という形で賃料を頂いています。そこでプラスが出ているのですが、こういった形とどこが違うのでしょうか。

<市・答弁>
まず渚の駅の商業施設棟なんですが、こちらは博物館等もございますので、全般的に市が管理運営をしまして、商業施設棟についてはテナントとして貸借している形です。一方、食のまちづくりの拠点につきましては、道の駅でありますとか物販等の施設を民間事者のノウハウとアイディアによりまして一体的に維持管理運営をしてもらって魅力を向上させて集客力を高めて利用者にとっても良いサービスを提供する、という観点から指定管理制度を活用して運営しようとするものでございます。


<室質問>
今回、食のまちづくりがグッと進んだのは、前澤さんのお金が出てきたからだと思うのですが、それまでのお話と随分変わってきたなという感じはしていますし、そうはいっても毎年2000万円というのは市民の税金から払われるということで、もう少し費用対効果等に関しては、議会としても検証できるような形にして欲しいな、と思っています。
次に、ジビエ加工処理施設整備施設事業と指定管理委託料、こちらをあわせてお聞き致します。
有害鳥獣処理施設もずっと検討されていたんですけれども、これよりもジビエ加工処理施設を先行させるのはどうしてでしょうか。

<市・答弁>
食のまちづくり拠点施設、これにつきましては令和5年度までに開業予定ということで、実施方針にも示してございます。このジビエ加工処理施設をその食のまちづくり拠点施設開業までに軌道に乗らせるために、令和3年度までに開業する、というものでございます。


<室質問>
有害鳥獣処理施設も急いだ方がよいと思うのですが、いかがでしょうか。

<市・答弁>
捕獲事業者の皆さまからは、処理施設を作って欲しいという要望がかなりございます。その辺を受けまして現在、予算の編成中でございますが、来年度に設計予算を計上させて頂いて、再来年の建設を目指したいと考えております。


<室質問>
この有害鳥獣処理施設ができた場合は、ジビエ加工処理で出た残渣、廃棄物なんかもこちらで処理できるようになるのでしょうか。

<市・答弁>
ジビエ加工処理施設で出た残渣につきましては、法律上、産業廃棄物になりますので、有害鳥獣処理施設の中では処理ができないということになると思います。


<室質問>
近隣でも有害鳥獣の問題が出ているので、ジビエ加工処理施設とかそういう動きがあるのではないかと思いますが、千葉県内でそういった動きは把握されているでしょうか。

<市・答弁>
近隣の施設では、今のところ新しい動きは把握してございません。ですが、最近ニュースでも皆さんご存知かもしれませんが、茂原市でアルソックという会社が加工処理施設を整備した、というのが最近の動きでございます。


<室質問>
すみません、1点だけ、先ほどの食のまちづくり拠点の方に戻るのですが、これはどなたが運営するか、そしてきちんと市の思いを汲んで頂けるか、ということがとても大事な話だと思うのですが、選定委員について、外部の選定委員というのはどのように選んでいかれるのでしょうか。

<市・答弁>
外部の選定については、ただいま検討中でございます。募集要項に外部の選定委員の情報を乗せるかどうかについても検討中でございます。


<室質問>
どなたが選定されるかはあまりオープンにはできないのでしょうけれども、選定委員の目利きというのも本当にとてもとてもとても大事なことだと思いますので、その辺もよく吟味して頂きたいと思います。




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コメント

想定内の。。

むろさん、お疲れ様です。
市役所の方たちは、支障なく役をこなそうとする答弁は想定内ですね。しかし、正論を言っておかなければならない役をむろさんがしなければならない過程もよく分かる委員会でしたね。僕の居る委員会もかわりませんが。。。
もし、道の駅が稲?ならば、それは集客に問題があります。ツーリング族に聞くと、三芳の道の駅から新道路を走って千倉の潮風王国に抜けるルートなので、三芳よりも魅力ある施設ができるのかという問題がありますね。潮風王国にはもちろん勝てません。なぎさの駅に音楽施設を+することで、館山の道の駅が活かせると思っています。もし、稲でつくるなら、アイデアを持ってイノシシ料理に徹してマスコミに広報するしかないですね。、

つづき

昨日の続きを書きますね。
道の駅は、観光客の少ない季節は地元民にも期待しなければなりません。地元民は高齢化してくると巡回バスが必要となります。館山は車がないとどこにも行けないという春にジェット船で来た観光客の言葉がよぎります。鳥インフルや狂牛病、豚コレラなどで家畜が食べられない未来は来ます。そのために、鯨と猪は肥料も大量の水もいらない動物性たんぱくのとれる重要な資源となります。館山の食は全国に先駆けて鯨と猪に特化した施設が注目されますね。

Re: 想定内の。。

sionecafeさん、

いつも長文をお読み頂いて、ありがとうございます。
議員としては、特に
・判断材料が出ない中で議決しなければならないこと、
・集客施設を作るというのに、場所の検討を一切していないこと、
が問題と思っています。
そういうことが問題なのだ、ということを、市職員や議員、市民の皆さんにも知って頂きたいです。
そうでないと、館山市を変えていくことはできないと思っていますので。

> むろさん、お疲れ様です。
> 市役所の方たちは、支障なく役をこなそうとする答弁は想定内ですね。しかし、正論を言っておかなければならない役をむろさんがしなければならない過程もよく分かる委員会でしたね。僕の居る委員会もかわりませんが。。。
> もし、道の駅が稲?ならば、それは集客に問題があります。ツーリング族に聞くと、三芳の道の駅から新道路を走って千倉の潮風王国に抜けるルートなので、三芳よりも魅力ある施設ができるのかという問題がありますね。潮風王国にはもちろん勝てません。なぎさの駅に音楽施設を+することで、館山の道の駅が活かせると思っています。もし、稲でつくるなら、アイデアを持ってイノシシ料理に徹してマスコミに広報するしかないですね。、

Re: つづき

まちづくりは、交通もセットで考えるべきですよね。
バスもそうですし、船形バイパスのような道路もそうですし、様々な観点から検討すると、一貫性のなさが伺えます。
いのししにこだわるのであれば、加工処理だけでなく処理施設の方も同じように力を入れて課題解決にも繋げていくのが良いと思っています。


> 昨日の続きを書きますね。
> 道の駅は、観光客の少ない季節は地元民にも期待しなければなりません。地元民は高齢化してくると巡回バスが必要となります。館山は車がないとどこにも行けないという春にジェット船で来た観光客の言葉がよぎります。鳥インフルや狂牛病、豚コレラなどで家畜が食べられない未来は来ます。そのために、鯨と猪は肥料も大量の水もいらない動物性たんぱくのとれる重要な資源となります。館山の食は全国に先駆けて鯨と猪に特化した施設が注目されますね。
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むろあつみ

Author:むろあつみ
2010年に館山市に移住。
2017年館山市長選挙に挑戦。
現在、館山市議会議員2期目。
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